両家墓という考え方
Posted: 2012.11.06
今年は、暑い夏がいつのまにか終わり、秋がいつのまにか過ぎ去り、
冬に一気に突入という感じの北海道です。
自分も含めて、人はいい天気=晴れを望みますが、
雨の日や風の日もあって、この北海道の大自然を創りだしているのですよね。
本題の両家墓という考え方
昨今、お墓の建て方や、埋葬の方法についてマスコミなどで
多く取り上げられるようになりました。
にわかに注目されているのが、樹木葬や、立体駐車場の技術を生かした
ビルの中のお墓(納骨堂)など、目新しい埋葬の方法などです。
人口密度が高く、土地代なども高い東京では、墓地を自分たちの
生活圏に求めることが難しくなったことも、上記のような目新しい
埋葬方法が時代とともに現れているのだろうなと思います。
さて、札幌以外は人口密度の低い、北海道の昨今の目新しい埋葬方法は
両家墓です。両家墓と一言で言っても、個々に様々な理由があります。
①お墓を守る人がいないため、仕方なく両家墓に合祀せざるを得ないと考える人
②家族の将来を見越して、子供たちのために事前にお墓に係る親族と相談をして
お墓を一つの墓所にまとめる人
①に関しては、お盆のお墓参り時に、あっちこっちを探す手間が省け
お墓に関わる親族にとっても助かるようです。
(正し、事前にそのお墓に関わりうる人たちに改葬することを報告する必要性がある。)
墓地を運営管理する自治体にとっても、無縁墓の増加を防ぐことにつながり
墓地の不必要な拡大造成の必要性がなくなる環境に配慮した方向性が考えられる。
②に関しては、子供たちの代(次世代)の方々がとっても助かります。
ただし、親族同士でも、生活環境や所得レベルの違いなどもあるので、
一つの墓所にまとめたいという思いは、共通認識であっても
親族のリーダーシップをとる人がいるかいないかは重要なポイントです。
当社では、昨今のそのような個々のお墓事情をお伺いいたしまして、
お客様にとって価値あるお墓づくりをご提案させて頂いております。
両家墓 複数のお墓をまとめていくということは、すぐにはできないことです。
北海道では、雪が降る前にお墓の現状調査をさせて頂き
じっくりと最良のお墓のあり方を考えてはいかがでしょうか。
プロのお墓アドバイザーのいる当社にお気軽にご相談下さい。