サハリン永住帰国者のお墓が無事完成いたしました。
Posted: 2016.05.15
昨年の7月より、お話を頂き進めてまいりましたサハリン永住帰国者のお墓が
昨日無事完成いたしまして、落成式も北海道晴れこの上ない良い天気の中無事終了いたしました。
この度のお墓建立の仕事に関しては、戦後71年目を迎え過去の悲惨な戦争の出来事が
関わるお墓だったために、一般のお墓とは違う要素が多々含まれておりました。
一つ一つの課題を、サハリン協会の斎藤理事長を始め皆様と前向きに取り組み
多くの関係者の皆様に喜んで頂けるお墓になったかと思っております。
今、サハリンではロシア人も日本人も韓国人も共に未来に向けて手を取り合い
生きていると聞きます。戦争の結果が多文化共生につながっているかとは思いますが、
北海道から見ると世界で最も近い国です。
このサハリン永住帰国者のお墓建立を機会に、未来へ人や文化を通じた交流から
つながって行くことを、道民として望みます。
なお、この度の建立に際しましては、すべて皆様からの寄付金で建立されました。
改めて、当社からもお礼をさせて頂きます。
さて、今回のお墓はデザイン・設計・加工から施工まですべて自社加工をさせて頂きました。
日本の過去の歴史を感じながら、思いを込めて建立させて頂きました。
少し、写真でご紹介いたします。