故郷のお墓を断腸の思いで引っ越し
Posted: 2015.10.21
北海道江部乙に明治27年、屯田兵として開拓に入り
以来、110年以上ご先祖様と共に、この地で農業を営み、お墓を守ってきました。
日本で最も美しい村 江部乙墓地
しかし、最近息子さん家族が住む札幌市近郊の石狩市に引っ越し
これまで頻繁にお墓参りをしてきたことが、容易にできなくなったことで
お墓の改葬(引っ越し)のご相談を受けました。
当社としては、ふるさとにお墓が存続する事の意義を伝え
お墓のお掃除や、管理のサービスも可能という事をお伝えしましたが
お客様の事情を多角的に鑑み
結論としては、お客様がお墓の引っ越しを決断いたしました。
石狩市の墓地へ改葬
この難題に真っ向から取り組んだのが、この家に嫁いだお母様、そしてご長男の奥様。
男性では、なかなか向き合いきれない難題を完結させたこと、本当にお疲れさまでした。
この問題は正解のない出来事です。
今後、このようなお墓の解決方法が増加傾向になるかと思います。
今回も約1年がかりで考え行動した結果です。
田舎に拠点を構える当社にとって、お墓(草の根)が故郷にあり続ける事は
その地域の存続への絆の役割もあるだけに、難しい問題です。
今後も、同様の問題には積極的に取り組んでいく所存です。