先祖代々の墓のリフォーム提案
Posted: 2014.08.23
お盆のお墓参りの季節が終わり、北海道は秋になってきました。
大雨で本当に痛ましい災害が起こっていること、亡くなられた方には
子供たちもいてなんとも言えない気持ちです。ご冥福をお祈りいたします。
地域の歴史を知ることが、今後の自分たちの身を守る事にもつながるのだなとも
改めて東日本大震災、今回の土砂災害の報道を聞いて感じます。
さて、本題の先祖代々のリフォームの事を書きます。
お墓には、自分たち家族から始まるお墓もあれば、ご先祖様代々のお墓を
守っている方々もおります。ぼく自身も先祖代々のお墓を守る立場です。
先祖代々のお墓も古くなるとお墓が傷んで来たり、納骨室にスペースの関係上などで
あとからお骨を埋葬することが困難な場合があり、リフォームの必要性があるケースがあります。
お墓を守る方々の大部分の方が、「現状の石を使いたい!」と希望されます。
そこで、長年のプロの石屋の目で、古い石が実際に今後も世代を超えて
長持ちする石かどうか、また石材の材質、産地(石の銘柄)はどこか?
などを、まず見させて頂き、CG図面を活用して紙の段階で
分かりやすくご提案させて頂きます。一般的には、まず当社でたたき台の図面を作成し
それを元に、お客様と「どうする・こうする」と要望をお伺いしながら、アドバイスをいたします。
そして、現地の写真に照らし合わせお客様に完成イメージを抱いて頂きます。
石の質感などが、紙では伝わらないので、サンプルの石もお見せしながら、
ご納得いただけると、ご契約という事になります。
また、先祖代々のお墓なら大半が、お墓の名義変更なども必要となるため、
ご要望とあらば、名義変更のお手続きのお手伝いもさせて頂きます。
リフォームの場合は、自社工場の石加工が入ります。
当社職人の手で、ご先祖様の代でつくったお墓を、修復、リメイクいたします。
9月のお彼岸には、完成いたしますので、完成後にはまたUPしたいと思います。
墓じまいの前に、まずはご先祖様の思いに馳せてみて、ふるさとにカタチを残し
想いをこめてみてはいかがでしょうか。